ピースボートv114で世界一周 10~15日目(2023.4.16~21)

楽器練習ひろば

8:30~9:00まで楽器練習ひろばというのがあったので早速マニラで買ったキングフルートを練習しに行ってみた。もしかしたらキングフルート仲間がいるかもしれないと思ったが、残念ながらいなかった。しかし、見たことのない楽器を練習している人などもいて面白かった。

 

ウェルカムセレモニー

10日目にウェルカムセレモニーがあった。船内スタッフの紹介や乾杯などがあり、多くの人がスーツやドレスに身を包んで参加した。自分含め、いつも適当な服を着ている人たちがおめかしをしているので、豪華客船に乗っているような、そんな錯覚を覚えた。その後には社交ダンスパーティーがあり、軽く覗きに行ったら踊り方を教えてもらえた。

 

はじめてのフラメンコ

先生たちが次の寄港地、バリ島で降りてしまうので、マニラ寄港前からやっていた「はじめてのフラメンコ」がついに最終回を迎えた。その翌日にフラメンコショーがありそこで練習の成果を披露する機会があったのだが、舞台に立つといつもと違った感じがしてあまり上手くはできなかった。

 

 

カルチャースクール

カルチャースクールが始まった。ヨガ、水彩画、社交ダンス、サルサ、ノルディックウォーキングがあり、道具が必要なものもあるが、いずれも無料で受講することができる。私はヨガと水彩画を取った。水彩画を取る気はさらさらなかったのだが、ごはんでご一緒した「たこさん」が道具を貸してあげるから一緒に受けようと誘ってくれたこともあり、絵を描く機会など全くないしせっかくなのでとくちゃん*1と一緒に受けることにした。

クラス分けがあり、ヨガは7:20~8:00のクラス、水彩画は14:15~15:15のクラスになった。どちらも2日に1回ほどのペースである。ヨガがある日は、ラジオ体操に行って軽くご飯を食べてそのままヨガに行くというのが日課となった。

 

朝の健康サルサ

たこさんがダンス系だったらサルサが楽しいと教えてくれたので、「朝の健康サルサ」に行った。カルチャースクールのサルサとはまた別だ。7:20から30分間。朝早いので若者の姿は無いが参加者は多い。いい運動になるし、朝から身体を動かすのは気持ちが良い。

 

赤道通過の集い

赤道通過の集いという企画があった。てっきり赤道が肉眼で見られるのかと少し期待したのだがそんなわけはなく、ただ赤いひもの上をまたいで越えていくというだけのくだらない企画であった。こんなくだらない企画も船の上だから許されるのだろう(笑)

 

誕生日パーティー

誕生日にはケーキを出してもらえるので、若者みんなで集まって祝うというのもやっていた。祝って写真を撮ったらわりとすぐみんな散り散りになってしまうので、せっかく集まったのに少々淋しい気もした。

 

中文教室

中文教室に行き始めた。中国語は少し学んでみたいと思っていたのでちょうど良かった。9:10から40分間ほぼ毎日あったが、発音が難しいのと優先度が下がってしまったのとで結局のところ10回ほど行って挫折してしまった。

 

自主企画

船内では自主企画というものができる。自分で好きな企画を考えて時間と場所を指定して提出し、それが通れば実際に企画として行うことができるのだ。例えば「○○の人集まろう」や「一緒に○○をしよう」など1回きりのものや、レッスンや講義のように何回かにわたって行うものもできる。自由度は高いので、比較的なんでもすることが可能である。私もいくつか自主企画を行ったが、それについてはまた後日述べることにする。

 

金環皆既日食

金環皆既日食を見ることができた。

簡単に言うと太陽と月と地球が一直線に並ぶ天体現象である。

これを観測するために、船でピンポイントの場所まで移動して見るという。船だからできることである。これを見るために船に乗ったという人もいるくらいなのだが、小学生の時に見たことがあるというとくちゃんは「全然大したことないから期待しない方がいい」と言っていた。

10:30に部分食が始まった。配布された紙のサングラスを通して見ると、たしかに欠けている。

船室に1人1つ配られた

ここから少しずつ欠けていくらしい。望遠鏡を通して映した影を見るとその変化が分かりやすかった。

よく見ると太陽の黒点も見られる

上の写真の30分後の様子


12時の皆既日食までは少しずつ変化していくだけなので室内に戻って行く飽きっぽい人たちもいた。

丸く穴を開けた紙で影を映してもその変化が見られて面白かった。

皆既日食が始まると、昼間なのに一気に暗くなって、真っ暗になった。1分くらい経ってダイヤモンドリングが現れると、また再び明るい世界に戻った。

そこから14時頃まで部分食は続いた。

あんなに大したことないと言っていたとくちゃんも船の上で見るのはまた違って感動したと言っていた。良かった。

 

トビウオ

船の上からトビウオが見られるという情報を聞き、デッキに出てぼーっとトビウオ探しをした。イルカが見られるという話もあったが、イルカよりはトビウオの方が簡単に見られるだろう。案の定しばらく張っていると本当にトビウオが現れた!ずっと見ていても飽きないのでしばらくぼーっとしていた気がする。

 

絵しりとり

部屋のドアのところにホワイトボードをかけている部屋があり、隣の部屋にもかかっていた(私たちの部屋にはかかっていない)。要は伝言用なのだが、いつまで経っても何かが書かれる気配がないので、とくちゃんと勝手に絵しりとりを始めてみた。隣は「こらしょ」と「よるしー」という怒らなさそうな2人だったからだ。が、しばらく何の反応も無かったので、実は部屋の中でぶち切れてるかもしれない、と少しビクビクしていたが、その心配は無用だった。持ち物紹介という企画があったのだが、2人がそこで「誰かが知らないうちに絵しりとりを始めていて、…」とホワイトボードを紹介していたのだ(笑)

ハウスキーパーのお兄さんにも絵を描いてもらった

とくちゃんと2人で種明かし兼誤りに行くと、「やっぱり~」と言われた。それからずっと絵しりとりは続いた。

 

伝言ノート

8階の卓球場の近くに伝言ノートが置かれていた。海の上は電波が通じなく携帯電話などで連絡を取り合うことは不可能で、唯一の連絡手段といえば部屋から部屋にかけられる電話くらいだ。そこで人を探すときはすれ違う人に「○○見てない?」と聞いたり、急ぎでなければこの伝言ノートに要件を書いたりしていた。しばらく目を通していないと、知らなかった、なんてこともあるので暇さえあればこのノートを確認しに行っていた。この不便さがまた良かった。ノートの所に行くと誰かしらいることが多かったので、話し相手が見つかっていい暇つぶしにもなった。

 

その他

孫どころか子どもすらいないが「孫にウケるマジック教室」に行ったり、ダンスや、「健康リズム体操」という50分間ひたすら身体を動かし続ける体操をしたり、クイズ何問目、イントロクイズなどのクイズに参加したりなどもした。

*1:同部屋の子